沓掛の家 造成工事 11/10・11/12 【柱状改良工事】 [ ・沓掛の家]
今週から造成工事がスタートしている『沓掛の家』
まずは、擁壁下の杭施工のための地盤つくりから。
ユンボ3台で上手に造ってくれています。
ちなみに手前の黄色のユンボは新車です。
ここが初めての現場で、パワーや動きも違うとのこと。
最新のものはなんとGPSまでついていて、港が近くなるとブザーが鳴るとか。
盗難にあって、海外に持っていかれるのを防ぐためのようです。
しかも、高級車くらいの価格。色々びっくりさせてもらいました。
余談はこれくらいにしておいて(笑)、柱状改良工事へ
位置、レベルを確認して、
柱状改良杭を打ち込んでいきます。
『沓掛の家』では擁壁の下のみ柱状改良杭工事。
敷地が大きいのもあって、建物の位置と、擁壁の位置では
ずいぶん地耐力に差があったため、現場で注意して見てると、一目瞭然でした。
杭を打つ場所の地盤はふわふわしてました。(この表現が一番適切なんです)
それ以外の場所は結構いい地盤なんで結構驚きです。
偶然居合わせたお隣さんがおっしゃるには、
ここら辺に断層があると現場を見ながら教えてくれました。
地盤調査のデータが正しいということですね。安心しました。
この杭工事さえ無ければ色んな可能性が広がったので、
かなり歯がゆい思いをしたクライアントご夫妻にも理解してもらえると思っています。
加門建築設計室
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計画地が河川の近くと言うことはないですか?
神奈川県で国体会場の設計を担当した時のこと、河川の真横にある
計画地だったのですが、RCのスタンドA、Bの2棟の杭基礎は、
それぞれで全然長さが違いましたよ。
地質屋さんが地質想定図を描くのに随分苦労していたのを
思い出しました。
by 浜松自宅カフェ (2008-11-13 21:32)
●浜自カフェさん
この記事を読んで頂いたオーナーさんが早速調べたところ、
近くに活断層があるとのことです。河川は少し離れているので、
おそらくこの活断層の影響と思って間違いなさそうです。
by plusgate (2008-11-14 19:36)
>杭を打つ場所の地盤はふわふわしてました
ナルホド!
活断層で動いた方は地山でも乱されて地耐力が落ちるんでしょうね。
参考になりました。
by 浜松自宅カフェ (2008-11-16 23:16)