桑名和泉の家 耐力壁 [ ・桑名和泉の家]
今週、『桑名和泉の家』にて耐力壁の検査を行いました。
SE構法の特徴のひとつが、すじかいではなく、すべて合板による耐力壁です。
場所によって釘ピッチや、合板の厚さ、または、片面貼りや両面貼りなど、
細かく規定されています。
すべて細かい釘ピッチで施工すればイイというわけでもなく、
指示通りのピッチでの施工で始めて構造計算通りの耐力が約束されます。
写真は外周部の耐力壁です。
上部は柱と同一面に、下部は柱の上から耐力壁をおさめています。
なぜ、こんなことをしているかというと、
外壁を上下で違うものを使うため、
その厚さの違いを上と下で少しでも解消するためです。
部屋側からみるとこんな感じです。
両面はる場合はこの上にさらに貼ります。
また、コンセントやスイッチが設置される場合は、
補強材を入れたうえで、開口部をとります。
できるだけ、ないほうがいいんですが、
毎回何箇所かでてしまい、多ければ多いほど、
大工さんに恐縮しながら、お願いしています。
今回も何箇所かはあり、早速お願いしてきました。
来週から梅雨入りなので、早く雨仕舞を終わらせたい気持ちで今はいっぱいです。
>すべて細かい釘ピッチで施工すればイイというわけでもなく・・・
そうか!在来で言う壁倍率が変わってしまうわけで、剛芯が変わってしまい
ますからね。違うかなぁ?
by 浜松自宅カフェ (2007-06-09 01:06)
SE工法のSEとはなんの略なんでしょう?
システム・エンジニアくらいしか思いつかない(w
by (2007-06-09 05:33)
NICE!!監理者
皆さんに
設計者の監理業務の
理解を普及くださいませ♪
by macoto (2007-06-09 09:24)
●浜自カフェさん
その通りです。すべての階で計算されているので、在来とそのあたりは 同様です。
●julieさん
一般的にはそうなんですが、SEはsafet engineerの略です。
工学的に安全な構法という意味です。
●macotoさん
ありがとうございます。少しでもわかってもらえるとうれしいんで、
なんとかこのブログを続けていこうと思います。
私的なことも多いですが…
by plusgate (2007-06-11 20:32)