建築基準法第43条第1項ただし書

名古屋の調整区域案件。来年２月の建築審査会への提出に向け、様々な申請をひとつずつこなしています。

そのうちのひとつ、建築基準法第43条第1項ただし書許可。
申請内容は前面道路が「道路」であって「道路」でないので、「道路」として認めてもらうための申請です^^；

日本全国のほとんどの道路は「市道」だったり、「県道」だったり、「国道」だったりするのですが、
なかにはそのどれにも属さない道路というのが存在します。
一例には「位置指定道路」と呼ばれる、隣接する土地だけのための道路もあったりするのですが、
今回はそれでもなく、建築基準法の「道路」ではなく、あくまで「道」という扱いのため、
「道路」として認めてくださいという申請です。

建築する土地には接道義務がありますので、必ず「道路」に接していないといけません。
今回無事許可され、「道」を「道路」として認めてもらったので、晴れて建築できる土地になりました。

残すは調整区域関係の申請のみ。現在、役所とメールにて是正事項をやりとりしてます。
役所もメールで受けてくれる時代になり、手間が減り助かってます。
今年の年末はこの是正が最後の仕事になりそうです。

加門建築設計室

タグ：市街化調整区域 道路

コメント 2

「接道義務」のとっても端的でわかりやすい解説ですね！
河村たかし市長のお名前が光っています（笑）
by 浜松自宅カフェ (2016-12-26 10:55) 

・浜自カフェさん
　市長の名前だけは残しておきました（笑）
by plusgate (2016-12-27 15:11)